先日、シリコンバレーにあるメルセデス・ベンツのR&Dセンターにて、電池の2次利用についてのセミナーが行われていました。
(多くの参加者がいました@会場)
現在は電池の2次利用に関する技術的な問題は殆どクリアされたフェーズで、また、経済性に関しても、十分に成り立つケースもあるとのことです。高い信頼性の要らない場面では、second life batteryが十分機能するとのこと。電気自動車の増加が世界的に見込まれる今、面白い領域ではあります。
ただ、課題も多いです。今後新品の蓄電池価格が安くなりすぎると、使用済み電池の「安く手に入る」というバリューが薄れますし、マージンもさらに低くなることでしょう。
ところで、会場となったメルセデス・ベンツ社には、最近彼らが出した家庭用の蓄電池が展示されていました。
先日サンフランシスコで行われたInter Solarでも、「メルセデス・ベンツ・エナジー」として大きなブースを出し、蓄電池を宣伝していました。